はじめに
こんにちは。
TLをさかのぼってるとこんなツイートが。
まぁ日大限らずテニス部の話だけど「一年間は新入部員は球拾い」とかやってて新しい顧問の先生が「一年間球拾いしてたやつと一年間実戦練習してたやつどっちがうまくなると思う」といって普通にみんな練習させたほうが成績あがったって話もあるもんな。体育会系の悪いとこはなおしたほうがいいよね。
— もへもへ (@gerogeroR) 2018年5月24日
その通り!!
ほんとその通りで。球拾いしててもうまくならないです。普通に球拾いしてたらね。
このツイートはテニスの話なんですけど、ぼくは野球でお話しします。
1.球拾いは奴隷以外を切り捨てるため!
この球拾いなんですけどね、まあ野球で言うと一応やり方によっては練習になったりするんですよ。例えばフリーバッティングの球拾いなんていうのは実質守ってるのと一緒だし、ノックの後ろ守るのもきちんと姿勢作って捕ればよい基礎トレーニングになります。ただ、一学年が数十人、3学年で100人以上いるようなとこだとボールすらなかなか来ないです。まあ練習になりません。練習にならないとどうなるか?つまらないので大半が辞めます。そして従順な奴隷が残るのです。
この従順な奴隷、実は2年以降で伸びる可能性があります。※指導者が優秀ならw
なぜなら球拾いなんていうつまらないことでも言うことに従って長期間従事したからです。野球はチームスポーツ、さらに個人間の実力差が少ない学生スポーツでは能力値よりもいかに言うことを聞くかの方が指導者からは好まれます。プロでも自分に合わない選手は優秀でも使わないし、使えないのですから学生ならなおさらですよねw
2.球拾いしていない新入部員がいる!?
いますね~(笑)いわゆる推薦組、将来のレギュラー候補たちですね!この子たちは大抵入学前から練習に来ていて球拾いする新入部員が来る頃にはかなりの慣れてる感を出してきます。推薦組は入学後に入部する組=一般組とは一線を画します。それぞれ下のカテゴリーで相当の実績を出して入部してきているからです。彼らは会社でいう幹部候補生なので大事に扱われ、新入部員でありながら、本練習に参加します。同じ一年でも違うのです。
3.期待されていない一般組
一般組は期待されてないです。だから長期間球拾いさせるのです。ここで良く聞かれることを一つ。
「一般組も鍛えれば強くなるよ!なぜしないの?」
答え:そんな時間がないから( ゚Д゚)
新入部員に球拾いさせるチームなんていうのは全体で100人以上も在籍してるような大規模チームです。だからといってグランドが3つも4つも野球部専用で持ってるわけじゃないし、東京ドームや甲子園のような球場を自前で持ってるわけでもないです。
なので限りある資源(時間や場所)をチームが勝てるように効率よく注力しなければならないのです。その結果が「新入部員球拾い」です。
まとめ
・球拾いは奴隷選抜のため
・推薦組は球拾いしない
・そもそも新入部員を春から育てるための資源がない
以上がぼくの経験上での「新入部員に球拾いさせる理由」です。