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生態系大学院生。いろんな書きたいことを書いていきます。

【質問箱まとめ】質問者さんがカンボジア旅行したときの話

 

はじめに

Twitterにて募集してる質問箱に最近たくさん投稿していただいていて、大変感謝しております。その中で小説のようなお話を最近いただいたのでこの記事にてシェアさせて頂きます。

 

 

1話

カンボジアの遺跡に旅行に行ったとき、酒に酔って
ガイドさんに「イケメンがいたらよかったのに、リア充裏山」と叫んだら
部屋に戻ると現地の青年が5人くらい待機していて、
ガイドさんがどれにしますか、一晩○○くらいにディスカウントするね
といわれて、その後で、

 

私:その後で、、、、何したのぉぉぉぉ!!!!
  現地の青年となにしたのおおおおおお!!!!
  でもイケメンの現地の青年とは書いてない件。

 

2話

ホテルに現れた青年は五人でした。
一人は農家出身で精悍な顔、二人はドライバー、一人は近くのエスニックレストランの従業員、もう一人はギャングだと言っていました。その中で一番よさそうな農家の子を「いいかも」と言うと、いきなり値段が吊り上がっていて、私のことが好きと言い始めました。そしてその人はいきなりソファの上で、

 

私:おおおおおおおおおおいΣ(・ω・ノ)ノ!また大事なところで終わったよ。カンボジアの話続き来たよ!!それにしてもいちいち5人の( ゚Д゚)と職業覚えてるのすごい。最近の話なのかな・・・?値段が吊り上がってるのリアルで怖い( ;∀;)

 

3話

つづき
青年たち、後の4人は「おーまい、しっと」と言って部屋を出て行きました。ガイドさんが入ってきて追い出したようです。明日の観光のガイドのお金ちょっと高いよと少し高い額をデポジットとして払いました。部屋に残った青年は、たどたどしい日本語でソファーの上で「ポケモン!」といって服を脱いでポケモンゲットだぜ~の歌を歌いはじめました。モンスターの名前らしきものをいろいろ言いだして、歌の途中に私に時々振るのですが、私はさとし君とばいきんまんくらいしか知りません。そしてベッドを指さして「カモン」と言われました。そして、いよいよ

 

私:いきなりポケモンの歌を裸で歌い始めるの草(*‘ω‘ *)

 

4話

そしてです。その農家出身の青年は全裸になり「へい~」と踊りだしました。
そして私の手を取って日本語で「かわいいね」といいました。
私はどうしたらいいかわからずに、と、とりあえず、何かのみませんかと言うと
青年は冷蔵庫からドリンクをとりだしました。こん睡強盗のこととか聞いていたので。
ほらのんでと勧めるのですが、あなたが先に飲んでよといって先に飲ませようとしたけど
言葉が通じないふりして飲みませんでした。シャワー浴びてきてととりあえず促しました。そいて、そのグラスをわ私はシャワーの間に中身をこっさりと入れ替えました。新しく買っていたものと。されから青年は、

 

私:とりあえずなにか飲みませんか?っと言ったのに結局飲まないの草(^o^)またいいところで終わってる!それで!どうなるんだ!

5話

シャワーを浴びて出てくると、私は目を疑いました。
全身オイルにまみれて、わたしのほうに向かってくるのです。
ぎゃーと叫びました。日本語で「すき」と言っていました。しかし、ここで騒ぎ立てても駄目だと思い、先ほどのドリンクを勧めました。中身が変わっているとも知らずに飲んでしまいました。そして、数分後に床に倒れて寝始めました。
やはりこん睡強盗?私はフロントに電話しました。するとフロントの人が台車を持ってきて裸の青年を積んで、裏の蓮の畑に放り出しました。「え?」
ま、いいや。私はとくに何も頼んでないし、と部屋に帰ると部屋がロックされています。
ドアの前に今度はさっきいた、エスニックレストランの青年が立っていたのです。そして私は、

 

私:ちょっとまって!
これもしかして次々と最初にいた男たちが襲いかかってくるの!?連続バトルみたい。。。これは長編になるぞ(*^^*)

6話

ドアの前にいたのは、エスニックレストランの店員、
なぜか鍵を持っていて、「入ろう」と言いました。
私は荷物が無事か心配で中に入れてと叫びました。
財布の中身とパスポートを確認。無事みたい。
そして、その青年は「あなた、かわいい、好き」と言いました。
ピザを持ってきたから是非食べてほしいと冷たそうなピザを差し出しました。
気分じゃないというと、悲しそうな顔をして、
「故郷にファミリーがいる妻とこどもが3人・・・たすけてほしい」と言い出しました。
「えっ!既婚?ちょ。情報量多すぎるんですけど」私ものん似で顔にはまあまあ自信あるし安売りはしたくないとも思いました、私は財布から3000バーツを出し、

 

私:ここでまさかの「わたしものん似で」という質問箱ネタが入ってきて草。そして突然小説調から体験談調に戻った来たwwピザからのたすけての流れがわからんなあ。ぶった切ってる気がする。まだまだ気になる展開( ;∀;)

 

7話

タイのゴーゴーバーで遊んだ時の残り銭をあげるわというと
だまってポケットに入れました。そこでどんどんどんとドアのノックの音がしました。
覗き扉から見ると、さっきの蓮の池に放置された人、なぜここに。
何か叫んでいたけど現地語でわかりませんでした。
あっ、脱いだ服がないからか、裸だったのでそうなのかとわかりました。
私は窓から服を投げました。投げ捨てるとき肌着の匂いを嗅ぎました。
こおばしい。そしてまた再び部屋を見ると、エスニックの方の人が私のバックパックを勝手に開けて非常食のカロリーメイトを食べ始めていました。
??
なにこれ。また、小窓から野良猫が入ってきてあちこちを走り回っているし、
私はキャミ姿だし。困ってしまいました。
わたしには片思いの院生もいて、こんな粗相をばれたらと思うと、
私は決心しました。

 

私:ところどころ強気になったり、性欲が垣間見えるの草。あと前回ツッコムの忘れてたんだけど、カンボジアの遺跡に行った話なのに出てくる通貨がタイのバーツで草。しかも3000バーツってレート見ると10000円くらいするじゃん。カンボジアだと日本で言う10万くらいの価値ありそう。あといつキャミソールに着替えた!!
片思いの院生にどのルートでバレルと思ったのかも気になるけど、さあそろそろ終わりに近づいてきた!!

8話

そして2匹の猫は駆け回り喧嘩をしていつの間にか窓から出て行っていました。
そしてまたノックする音が、「どうしましたか」と日本語でした。
のぞいてみると小栗旬似の青年でした。
「あやしいものではないです。おれはここに井戸掘りのボランティアにガクチカできてます」「なんかトラブルみたいだけど。解決するよ」
キュイーーーーーン
キューピッドの矢がささりました。
ドアを開けて彼は現地語で部屋を出ていくように強く言いました。エスニックレストラン男はカロリーメイトをどさくさに紛れて抱え込んで持ち去りました。
「ありがとう」
なんかレディコミみたいな展開。
「シュムリアップの夕日は毎日綺麗です。一緒に見に行きませんか」と小栗旬は耳元でささやきました。

 

私:くっそ胡散臭い小栗旬出てきて草。
正直就活界隈でネット以外でガクチカとかいうワード使われた時点で怖い( ;∀;)シェリムアップはカンボジア北西部シェリムアップ州の州都でアンコールワットを含めたアンコール遺跡群の観光拠点になってる都市みたいです。一気に日本人になったな。買春の話が消えた( ゚Д゚)

 

9話

小栗旬と一晩過ごした。
ものすごかった。ただ驚いたのがアレに、ピエロのタトゥーが入ってて
暗闇で見て引いた。でも、次の朝、
「君と、ラオスに行きたい」といわれ??
惰眠をむさぼっていると、またドアをたたく音が、昨日のボーイだった。
旬がドアを開けると飛んできて、何か叫んでいる。
なにか怒っているのだ。たばこをくわえながら、旬は
わたしに「いくら今持ってる?現金?」と聞いてきた。
ベッドサイドに合ったダイエットコークを飲んだら突然睡魔が遅い、
いつの間にか眠っていた、そして

 

私:小栗旬と夜過ごしていて草。
そして唐突にピエロ要素盛り込んできたw
そしてここで昏睡か。。。なんか話がまた一気に切り替わりそうだ。。。

 

10話

気がつけば、私はシェムリアップのイオンモールにいました。
「ここはどこ?」
鞄もあったけど、財布はからでした。
パスポートとクレカ1枚は鞄の底のわからないとこにかくしてあり助かりました。
最初に宿に戻りました。ネットにも載ってないバックパッカーズなので、
そこに戻りました。宿の主人に言うと、だれそれってとぼけてします。
私はもう力尽きました。
そして、ゴーゴーバーにバンコクで行ったときに友達がいるから旅行に行くなら
訪ねて行ってみてと言われたメモを思い出しました。
あの小栗旬は何者?いろいろ頭を駆け巡ります。
私は遺跡の近くのカンボジア人の家を訪ねていくことにしました。
すると、

 

私:結局ぜんぶなかったことになった( ;∀;)
シェムリアップにイオンモールあるんだ・・・。
バックアップの重要性を非常に感じる( ;∀;)
終わりかと思ったらまた新しい展開が始まったよ。何一つ落ちてなくてそのまま材料だけが積みあがってる( ;∀;)

 

11話

道中にタクシーで信じられないものを見ました。
あの5人の商売男と小栗旬と何人かが一緒に歩いているではないですか。
私は攻めてやろうと思ったけど、女一人で怖くて、ポリスに言いました。
でもけんもほろろでした。
みんな私を騙してたのね。
そして、ゴーゴーバーの知り合いの家に3日止めてもらいました。
ただでというわけにはいかないし、写真のようにイケメンで菅田将暉っぽい感じなのを五回パンチしたみたいな顔だったので、妥協しました。現地の麺とメンを食べたのです。
そして、定期的に来るものがないことに気付いたのはしばらく後でした。
若気の至りよと、付き合っていた院生には何回かラインが来てたけど。
帰国予定も過ぎていて、心配もしてみたいです。
私はだまされたし、トラブルに巻き込まれたのだとやっとわかりました。

 

私:小栗旬が何もかも得をしていてワロタ。
そしてゴムできてないやん・・・。
菅田将暉も泊めてあげたのに5回パンチでなかなかかわいそうである( ゚Д゚)
帰国予定過ぎてたらそりゃ心配するよね。院生とはどうだったのか。
ここでわかったのなかなかポジティブシンキングの持ち主な気がする。
そろそろ終わりか?

 

12話

最終かい
でも私は今回いろんな学びがあった。カンボジアの人はそれでも、親切な人もいっぱいいた、私はこの国のイキイキとした未来が見える。どこの国にも気を緩めれば危ない人はいる。私は
タクシーのおじさん、酒場で話を聞いてくれたイケメン、ガイドさん、店員さん素敵な人とも多く出逢った。ただ私のように若気の至りで失敗することはないようなにして欲しいと思う。日本に帰って私はおとなしく自粛した。
何かの参考になればと思います。
終わり

 

私:最終回!まあでも若気の至りで命落とすこともあるけど質問者さんにとって良い経験になった気がする。
なんかいろいろと気になるところはたくさんあるけども良い締めくくりでした!次回作期待します!お疲れ様でした\(^o^)/

 

みたむむの感想

 まずカンボジア女子さん、連載お疲れ様でした。最初はカンボジアで買春した話かと思ったらわりと複雑なお話が展開されて。どういう風に着地するか楽しみに10日間過ごしていました。自分は中国・ベルギー・ドイツ・フランスとどちらかというと先進国ばかり訪れていて、東南アジアなど日本より物価の安い国に行ったことが無いです。男性だと向こうの女性を買ったり、風俗に行く話はネットを中心に見聞きしますけど女性が買春を誘われる話は初めて聞きました。女性でもそういうことがもしかしてあるのかと思うと・・・。そういや以前にバリ島に白人女性が買春ツアーで遊びにきてるみたいな記事を読んだことがあります。どの国にも男女問わずそういう需要があるんだなとこの連載を通して思い出しました。カンボジア女子さんがこの経験を大事にいま幸せに生活してることを願います。

P.S 質問箱で連載するってなんか面白い発想だなと感心してました。これを機にカンボジア女子さんでもいいですし、また違う人がショートストーリーとして投稿してくれることを願っています。この話、良ければ文字起こしして記事に単体で載せたいですね。こういう場合著作権どうなるかわからないけど、カンボジア女子さんさえ良ければやってみたい。

 

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