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生態系大学院生。いろんな書きたいことを書いていきます。

帝人久村奨学金について まじめに倍率とかの話。②

 

 帝人久村奨学金の続き(下の記事の続きです)

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 前回はなぜぼくが帝人久村奨学金に出したか。帝人久村奨学金の良さや条件などまあ普通に帝人久村奨学金のHP見ればわかるよね~という話をしました。ちなみに指定校に募集要項を送付していながら実は誰でも応募していいというのは結構気づかないところだと思うのでこれを見ているM1もしくは夏前のM2の皆さんはすぐ調べて指導教員と大学の奨学金担当に相談したらいいと思います。

 

では各選考について書いていきます。

 

一次選考について

 書類選考なのですが、これに関して正直言えることはありません。どのような点が評価されたのかなど、奨学会の事務に確認してみましたが、選考過程は非公開とのことで回答はありませんでした。

ぼくは最低評価で返ってきた学振とほぼ同じ研究概要を提出しました。ここで戦略があるとすれば学振同様、どの系に応募するかでしょう。自分は理工学系で応募しましたが、今になって募集要項を見るとバイオ学系でもあったかもしれません。理工学系とかバイオ学系の時点でかなり幅は広いですが、学際領域などはどちらにも被るため、どちらがウケがいいのか考えた上で応募する系を選択するのがいいかもしれません。

応募総数も確認しましたが、非公開とのことでした。

 

二次選考について

一次選考を突破すると合格通知のメールが届きます。僕の場合10月15日に届きました。9月27日締め切りでしたので二週間程度です。11月某日(上旬です)に二次選考(専攻面接)をするので来てくださいと書かれていました。とりあえず受領メールを送れと書かれていたので送り、じっくりと詳細を読みました。面接時間は15分程度、発表8分質疑応答7分。面接時間も何時何分から~15分前までに来てくださいと書かれてました。とここであれ?ん?発表!?と思い読み進めていくと、書類として提出した研究概要をパワーポイントにまとめて8分で説明しろと書かれている。まじか!一応メールもらった時点では1か月無いくらいの時間がありましたが、正直しんどい。しかも1週間までにはパワーポイントのプレゼン資料を送れと書かれている。ぼくは9月半ばまでこの奨学金の存在も知らなかったし、そもそもうちの大学から始めての応募者だし周りに経験者いないからここで初めてプレゼンすることを知りました。あとで読み返してみても系統毎に専門面接をするとしか書いておらずここでもきついなあと思っておりました。まあなんとか作って提出して当日東京に向かいました。交通費は奨学会持ちなのでそこらへんは心配ありません。交通費もメールをもらってから一週間以内にメールで費用と交通手段を送る様に指示されていました。往復交通費が1万円を超える場合、飛行機や新幹線は領収書提出必須のようです。交通費精算の際にはさらにハンコも必要です。

そして帝人の東京本社内での面接。霞が関。文部科学省の横。霞が関コモンゲート西館の30Fあたりが帝人の東京本社です。初めて大企業のオフィスに入るので緊張。でっかいビルに入ったら何も書いてない。ロビーには案内の看板みたいなのはありませんでした。なので直接エレベーターでオフィスに。広い玄関を入るとそこにちょこんと看板。中の方におすすみくださいと。そこで学生控室に入り、交通費精算と面接要領みたいなのを渡され順番が来るまで待ちました。面接要領にはノックして入るとか最初に大学名と名前を言うとかそんなことくらい。控室は普段商談なんかで利用される6人~8人掛けの机がある部屋ですね。自分を含めて2人~3人くらいが待ってました。交通費精算のときに見てみると二次面接に来る予定が8名。ただ1枚にそれだけしか名前がなかったのでもう1枚あるならもうすこし居るかもしれません。ちなみに半分は留学生でした。面接日はその日以外にもう1日書かれており、自分の面接時間が午前10時以降だったことを考えると4人ずつ面接しているのかもしれません。待っている間は無言ですが、ときどき奨学会の方がしゃべりかけて和ませてくれました。「学振どうでしたか?」とか聞かれます。あと「今日来たんですか~?」とか「これから東京観光ですか~?」とか。

まあそんなこんなで出番が来たので面接部屋へ。部屋を案内されると控室と同じくらいの部屋にスクリーンがあり、既に自分のプレゼンが表示されていました。司会進行役の方(多分人事部の方?)と選考委員が2名(最終面接ではお見掛けしなかったので現役教授の選考委員?ぼくが覚えてないだけで最終面接と同じ方かも)居られました。入るとすぐにプレゼンを始めました。終わるとすぐに選考委員から質問が飛んできます。僕の場合ですが、かなり建設的な質問をいただきまして、発表の中で紹介したデメリットなどの解消法や研究の意義部分のロジックの詳細なところの質問など聞かれました。2人しかいないので交互に質問するような感じでした。質問に対するこちらの答えも最後まで聞いていただいてとても良かったです。時間が大体来ると進行役の方からそろそろと声がかかり終わりました。控室に帰り、荷物を持ってさようならです。これで二次面接が終わりました。すこし、控室にいた他の学生ともしゃべっていたのですが、みなさん大抵指導教員がこの奨学金の元奨学生だったり、選考委員に大ボスが入っていたりと何かしら縁がある方が多いみたいです。2人くらいしか話してないのでわかりませんが。まあすこし遊んで夕方には東京を離れました。

 

とりあえずここまで。次回、最終選考について書きます。

第三話はこちら

 

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追伸

ここに書かれていることはあくまでもぼくが見たことを書いています。倍率やどの程度来ているかなど人数は表を見ただけで正確には不明です。後日書いているので実際とは違う部分もあるかもしれませんがご容赦ください。

 

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